2007年08月03日

『ウィトゲンシュタイン』 ノーマン・マルコム著

ウィトゲンシュタイン―天才哲学者の思い出

最近よく思うのは自分の人生をどういきるか、と言うこと。考えたって始まらない、と言う人もいるけど、始まらない人もいれば、考えてヴィジョンを明確にするのが必要な人もいる。僕はヴィジョンを持つことを重要だと考える人間。大金持ちになること、名声を得ること、家族を持って自分の血を繋げていくこと、色々な選択枝がある。誰かに自慢するために人生は使いたくない。他人に優越感を持つために人生は使いたくない。僕には音楽があって、音楽に入れ込んでいる時が一番幸せだ。ウィトゲンシュタインは哲学に殉じた一生を送った。彼の生きていく動機はそういう意味で明確だった。でもその光はきっとあまりにも強くて、それ故に通常の人生からはかけはんれた一生を送った。自分の信じるものに純粋であろうとした彼の姿に感じるものがあった。

(1998年 11月)
posted by zoetron at 12:58| ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする